社名 | 堀田晃和株式会社 |
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設立 | 明治36年 |
代表者 | 堀田 幸治郎 |
資本金 | 8,800万円 |
建設業許可 | 奈良県知事(特-3)第12149号 |
従業員数 | 46名(平成20年4月現在) |
取引銀行 | 南都銀行高田支店・りそな銀行橿原支店、日本政策金融公庫・商工組合中央金庫奈良支店 |
事業目的 |
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なりたかった職業は、岸和田のような檀尻の飾り物や欄間などの彫師でした。しかし、父親に「それでは食っていけない」と言われまして、 とりあえず大学の建築科に進学しました。同級生は、都市計画や鉄骨造などの大規模建築物の意匠などに関心を持っていましたが、 私は数寄屋建築をはじめとする木造建築に関心を持ちました。結局、そのまま建築の道に進むことになったということです。今では、自分の書いた図面が実際に形になるということに関して、この仕事は面白いと感じています。
もっとも念頭に置いていることは、「使いやすい家」ということです。お客様は夢が膨らんで、あれもこれもということになりがちです。 そんな中からお客様のライフスタイルに本当に必要なものを残して提案していくことが大切だと考えています。動線を整理して、狭い空間でも広く感じるようにする。適度な収納を配置して、すっきりと生活できるようにする。耐震強度なども考慮した上で、階段や吹抜けなどのデザインを考えるようにしています。
基本的に、私たちの住宅を求められるお客様は初めて自分の住宅を建てる方になります。そのため図面の上でいくら丁寧にご説明しても、 実際に生活してわかることもたくさんあります。その際、「なるほど、こんなところに気を使ってくれてたんだ。」と分かってもらえるような住宅にしたいと考えています。お客様にとっては、そんな部分がプラスαのバリューになっていくのではないでしょうか。
何よりも、お客様の要望通りの間取りが出来上がった時。また、入居されたお客様から、「住みやすい」「訪ねてきた友達が感心していた」 などの評価をいただいた時です。その上で、苦労してデザインした部分(例えばストリップ階段や作り付け収納など)を気に入っていただき、評価していただくときは、苦労が報われたように感じます。
やはり、最初のラフスケッチを考えている時です。平面的な間取りを考えながら、頭の中で立体的な断面も考えています。考えが、グルグル回って発展的なプランにならない時もありますが、ある時突然、間取りの神様が下りてくるときがあります。そんなときは、悩んでいた問題が嘘のように解決していきます。その時の充実感は、簡単に言葉に出来ません。
螺旋階段をデザインして設置した時は、たくさん図面も描きましたが、紙の上の図が実際に形となって現れた時は感動しました。また、スキップフロアの軸組をくみ上げるに当たり、断面詳細通りに組みあがった時も、今までにない達成感を感じました。
お金を出せば高級な住宅はいくらでもあります。堀田晃和の住宅は、価格は抑えながらも、お客様に満足していただくデザインと
動線計画を提案して、30年から50年愛着をもってお住みいただく中で、生涯にわたる満足をお届けしたいと考えています。